リハビリテーション科専門医研修プログラムを希望される皆さまへ
リハビリテーション科プログラム責任者　宮越　浩一

リハビリテーション科は様々な疾患や外傷などにより機能障害をもった患者さまを、医学的治療やリハによる練習などを通じて最良の機能までの改善を目指し、最良の状態で社会復帰することを目的とした治療を提供する診療科です。高齢化に伴いリハの対象となる患者さまは大幅に増加し、リハ科専門医は全国で不足しています。

当院のリハ部門は、リハ科医師8名（急性期4名、回復期4名）、療法士約250名などから構成されています。この他リハに関連する職種として複数の常勤義肢装具士、多数のMSWが在籍しています。当院は大規模病院ではありますが、診療科間・職種間のコミュニケーションは大変良好です。症例のバリエーションや症例数は大変豊富であり、リハ科専門医を取得するために必要な症例は完全に網羅することが可能です。急性期から回復期、外来・在宅医療・老健施設まで幅広くリハを提供しており、急性期から生活期までを一貫して診療することができるという特徴も持っています。また、全国に魅力的な連携病院があり、希望に応じてローテーションを組んでいます。

患者さまに最良のQOLを提供するためには、職員のQOLも高いことが必須であると考えています。応募頂く各ドクターのニーズに応じた研修にするために、研修計画を一緒に考えます。他科からの転科のご希望にも柔軟に対応させて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい。