亀田総合病院　集中治療科専門医研修プログラム

定員：若干名
状況：見学受付中
採用試験日：個別に日程調整します

プログラム基本情報

亀田総合病院集中治療科は2013年4月に発足した比較的新しい診療科です。全14床の集中治療室に当科所属の集中治療専従医が24時間・365日常駐し、内科系・外科系を問わず集中治療患者全症例のマネジメントを担当するclosed ICUで運営しています。
当院の集中治療室は、いわゆるスーパーICU加算(特定集中治療室管理料)の算定が認められたICUです。
年間約1000例の入室患者を管理しており、救急室経由や院内の急変症例などの緊急入室患者が約50％、予定の術後入室患者が約50%を占めています。緊急入室では敗血症・敗血症性ショック、予定の術後管理では心臓血管手術術後がそれぞれ内科疾患・外科疾患のメインを占めます。人工呼吸器装着患者が4割程度、腎代替療法を要する症例が1割強あります。ECMOやIABPなど補助循環装置の管理も経験できます。
集中治療室以外の病棟を対象として集中治療科を中心としたMedical Emergency Team(MET)も運営しています。
バラエティーに富んだ疾患や病態を経験することができ、質・量ともに充実した集中治療研修が受けられます。

当科の研修プログラムは、集中治療専門医の資格取得を到達目標としています。
新専門医制度下で集中治療専門医を目指す場合に基盤となる基本領域専門医（例：麻酔科、救急科、総合内科）の取得も含め、関連各科とも連携して個々のニーズに合わせた研修計画を提供できます。
勤務は日勤と夜勤の２交代完全シフト制で、半日以上の連続勤務はありません。24時間365日、常に集中治療専門医の指導体制のもとで研修が受けられます。希望に応じて院内他科ローテーション（総合内科、感染症科、救急科、麻酔科など）も選択可能です。
エビデンスを意識した日常診療の実践だけでなく、上級医によるレクチャー、ジャーナルクラブ、教科書や商業雑誌への執筆、臨床研究など通じて科学リテラシーを兼ね備えた集中治療医の養成を目指しております。

診療内容：
・24時間365日、集中治療専門医の指導のもと、集中治療室に入室した患者様だけを対象に治療に専念する独立した診療科です。
・全14床のclosed ICUで、特定集中治療管理料1、日本集中治療医学会専門医研修施設認定を受けています。
・Common diseaseを中心とした幅広い症例（内科系では敗血症、外科系では心臓血管外科術後が中心）ICUを退室するまでの管理を行います。
・集中治療科専従医師の他、看護師、診療看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士、栄養士などの他職種専門スタッフが協力し合い、世界標準でかつ最新の知見を踏まえた質の高い医療を提供しています。

症例数（2021年度実績）
ICU入室数：996例（予定術後患者473例、緊急入室523例）
人工呼吸器症例：375例　腎代替療法施行症例：99例

募集要項

研修期間	2025年4月～
研修方法	各プログラムにおける、3～5年の後期研修
応募資格	医師免許取得後2年以上の卒後臨床研修修了者または修了見込者
採用試験	個別に日程調整します 定員になり次第募集を締め切ります、お早めにご連絡ください
出願書類	a.専門研修申込書（顔写真） b.医師免許証（A4サイズに縮小コピーしたもの） c.推薦状（必須ではありません、書式自由） d.厚労省発行：臨床研修修了登録証コピー（卒後3年以上の方） 以下のいずれかの方法で提出ください ①メールにて出願する場合 　a.専門研修申込書はPDFを開き、各項目に入力しファイルを保存します 　※上記ボタンから開いたPDFに入力ができない場合は、一旦 保存（ダウンロード）してからデスクトップアプリで開いてください 　保存したファイルと、顔写真（JPEG）、b.～d. の書類はPDFまたはJPEG形式にしてメールに添付してください ②郵送にて出願する場合 　a.専門研修申込書はPDFを開き印刷したものに手書きし、顔写真を貼付します 　作成した書類と印刷した b.～d. の書類を同封し郵送してください
送付先	①メールの場合 E-mail：kouki-kenshu@kameda.jp または ② 郵送の場合 〒296-8602　千葉県鴨川市東町929 亀田総合病院　卒後研修センター
選考方法	書類、面接により総合的に審査
お問合せ先	医療法人鉄蕉会　亀田総合病院 卒後研修センター E-mail：kouki-kenshu@kameda.jp
処遇	1.給与 　年俸制：院内規定により支給 　その他手当あり 2.有給休暇 　10日/1年目 3.社宅 　あり／家賃は給与天引き（約半額病院負担） 4.社会保険完備
その他	1）採用者に対しては、引越料金（限度額あり）を支給 2）研修修了者には修了証書を授与 3）研修終了後、改めて雇用契約を結び医員入職が可能

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