プログラム紹介・募集要項

亀田総合病院 臨床病理科専門医研修プログラム(基幹施設)

定員:1名
状況:見学受付中
採用試験日:個別に日程調整します

見学申し込み  アクセス情報

*亀田病理 / Kameda Pathology 公式facebookページ*

 

プログラム基本情報

1.プログラムの理念
亀田総合病院は、南房総半島全域を医療圏とする基幹病院です。館山、勝浦、いすみ、山武など近隣の各市に関連病院があり、千葉幕張や東京京橋にも関連施設を有しています。病理検査で扱う症例は、非常に多彩で豊富であり、国内トップクラスの症例数を有しています。病理診断は、常勤病理医12名(うち病理専門研修指導医5名)と非常勤病理医10名が診断業務に当たっており、肺・肝・血液・骨軟部・乳腺など専門性の高い領域については、院内外のエキスパートが診断や研修指導を担当しています。臨床病理カンファレンスは毎週2,3回開催されており、病理と臨床各科や放射線科との活発な情報交換が頻繁に行われています。本プログラムでは、臨床各科との緊密な連携と、経験豊富な病理医の指導の下で短期間に多くの症例を経験することにより、即戦力として地域医療に貢献できる実力のある病理医の育成を目指します。また、アジアで最初の100%デジタル化病院として認定されており、デジタル病理およびテレカンファレンス技術が卓越しています。長崎大学病理と随時ウェブ会議システムにて接続された環境にあり、合同の診断カンファレンス(サインアウトセッション)が毎日数回行われており、長崎大学の各分野におけるエキスパートから直接指導を受けることが可能です。

2.プログラムにおける目標
本プログラムでは、診断技能のみならず、臨床検査技師や臨床医との連携や難解症例の扱いを習得することにより、地域基幹病院にて即戦力として活躍することが期待できる一方で、教育者や研究者など幅広い進路に対応できる経験と技能を積むことが望まれます。
専攻医は、常に研究心・向上心をもって検討会やセミナーおよび国内外の病理学会などに積極的に参加し研鑽を積んで、生涯にわたり自己学習を続けるとともに、自己を正しく認識し対象がその限界を超えると判断した時は、指導医や専門家の助言を求めたり、臨床医や画像医とのmultidisciplinaryなチームディスカッションに提出するなどの判断力が要求されます。設備や機器についても知識と関心を持ち、剖検室や病理検査室などの管理運営に支障がでないよう対処する必要があります。

プログラム責任者からのメッセージ

プログラム責任者からのメッセージ
臨床病理科プログラム責任者 福岡 順也

全国各地から多くの若手医師が研修に集う施設であり、セミナーやレクチャーも豊富に用意されています。病理検査件数は全国トップクラスで、アクティブな臨床医との豊富なディスカッションを経ることで、高い臨床センスを有する病理医を育成することが可能です。
さらに、世界トップレベルのデジタル化環境を有する当院病理診断科では、常時複数個所の医療施設とWeb会議システムが接続された環境が作り出されており、毎日複数回において実施されるWeb会議システムによる長崎大学との症例カンファレンス「サインアウトセッション」では、広い専門知識の取得に加え、デジタルパソロジー技術を駆使した遠隔診断の技術も学ぶことができます。
また、今後必要となる画像解析や人工知能の応用も積極的に取り入れており、研修の中にもこれらの技術が含まれてきます。病理検体に基づいた網羅的遺伝子解析の臨床応用であるクリニカルシークエンスも積極的に導入し、今後の病理医に必須と考えられる3つの知識、①分子生物学的知識と②デジタル病理の知識さらに③インフォーマティクスの知識を修得できる環境が形成されています。
国外の病理医も多くカンファレンスに参加し、国外施設とも高頻度にカンファレンスを行うため、カンファレンスによってはすべて英語にて行われるものもあります。将来において国外での活躍を見据える医師には絶好の研修環境といえるでしょう。自由を愛し、グローバルな感覚を有し、将来の医学を牽引する大志をもつ若人を望んでいます。

プログラム詳細

プログラム詳細情報

プログラムPDF

見学申し込み

基本領域・基幹施設 募集要項

研修期間 2025年4月~
研修方法 日本専門医機構認定プログラムによる、基本領域専門医研修
応募資格 医師免許取得後2年以上の卒後臨床研修修了者または修了見込者
採用試験 個別に日程調整します
定員になり次第募集を締め切ります、お早めにご連絡ください
出願書類 a.専門研修申込書(顔写真)
b.医師免許証(A4サイズに縮小コピーしたもの)
c.推薦状(必須ではありません、書式自由)
d.厚労省発行:臨床研修修了登録証コピー(卒後3年以上の方)

応募書類用紙ダウンロード

以下のいずれかの方法で提出ください
①メールにて出願する場合
 a.専門研修申込書はPDFを開き、各項目に入力しファイルを保存します
 ※上記ボタンから開いたPDFに入力ができない場合は、一旦 保存(ダウンロード)してからデスクトップアプリで開いてください
 保存したファイルと、顔写真(JPEG)、b.~d. の書類はPDFまたはJPEG形式にしてメールに添付してください
②郵送にて出願する場合
 a.専門研修申込書はPDFを開き印刷したものに手書きし、顔写真を貼付します
 作成した書類と印刷した b.~d. の書類を同封し郵送してください
送付先 ①メールの場合
E-mail:kouki-kenshu@kameda.jp
または
② 郵送の場合
〒296-8602 千葉県鴨川市東町929
亀田総合病院 卒後研修センター
選考方法 書類、面接により総合的に審査
お問合せ先 医療法人鉄蕉会 亀田総合病院
卒後研修センター
E-mail:kouki-kenshu@kameda.jp
処遇 1.給与
 年俸制:院内規定により支給
 その他手当あり
2.有給休暇
 10日/1年目
3.社宅
 あり/家賃は給与天引き(約半額病院負担)
4.社会保険完備
その他 1)採用者に対しては、引越料金(限度額あり)を支給
2)研修修了者には修了証書を授与
3)研修終了後、改めて雇用契約を結び医員入職が可能

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お問い合わせ

〒296-8602 千葉県鴨川市東町929 TEL:04-7092-2211(代)
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 卒後研修センター  問い合わせフォーム

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