医学生の皆さんへ
研修病院で悩んでいるのなら
初期研修医 小児科プログラム 飯島 文香

初めまして、初期研修医の飯島文香と申します。

当院全体としての魅力や研修医の生活ぶりを知りたいと、このページを開いて下さったなら、亀レジを卒業され現場で活躍されている先生方の記録がアーカイブにございます。そちらを是非ご参照下さい。私からは、意外にも諸先輩方が触れられていない、しかし私が当院での研修を望む大きな決め手となった隠れた魅力をご紹介させて頂きます。

当院での初期研修を考えて下さる皆さんにとって、いわば窓口とも言える卒後研修センターのスタッフの方々をご存知でしょうか。一度見学に来られた方であれば、既にやり取りされたことがあるかもしれません。
卒後研修センターとの関わりは、単なる見学でのやり取りに留まりません。マッチング結果が発表されるや否や、入職後のローテーションや自分のロールモデルとなるメンターの先生を決める準備などが、日々着々と進んでいきます。そして入職後も、研修についての全般的な相談を受けて下さり、働きやすい環境づくりを担って下さっています。
あらゆる相談に柔軟かつ迅速に対応して頂けることは、2年間の研修が円滑に進む事にもつながります。例えば当院の研修では、隣にいる研修医がどのプログラムだったかもつい忘れてしまうほどのフレキシブルなローテーションが特徴の一つですが、一人一人の将来のビジョンに沿った綿密なローテーションが実現するのも、このスタッフの方々のおかげです。

私がここまで卒後研修センターの存在を強調するのは、病院見学でのちょっとした虚しい経験がもとにあります。ある病院に見学を申し込んだ際、見学の前日になって事務の方から、「手続きを失念しておりました」との連絡が届いたことがありました。そういった事件はまれではあるかと思いますが、魅力を感じていた研修に対するモチベーションが、その一点で大きく削がれてしまったことは確かです。
他方、当院に見学に来る学生は少なくないですが、卒後研修センターの方々が一人一人の学生の名前や顔をしっかり把握されていたことには大変感銘を受け、大勢の見学生のうちの一人、という印象を感じさせないとても嬉しいものでした。
マッチングまでの間、そしてそれ以降も、最もやり取りする機会の多い窓口のスタッフの方々が、将来その病院の研修医となりうる学生にどのような態度で接して下さるかという点は、ひそかに重要なポイントなのではないでしょうか。病院側の研修医を求める熱意や心遣いは、医学生の将来の研修に対するモチベーションに、多少なりとも影響するのでないかと思います。

ちょうど1年前を思い起こすと、研修病院にマッチした10月から2月の国試までの期間は、春からの研修に高揚する気持ちと背中合わせに、日々増していくプレッシャーを噛み締めて過ごす毎日でした。そんな中、卒後研修センターの先生やスタッフの方が送って下さった、体調を気遣うような激励のメールには精神的にも大きく支えられました。
入職する前からこれほど気にかけて下さり、母のような温かさすら感じる病院は、私が知る限り他に聞いたことがありません。

今、研修病院で悩んでいるあなたに、新たな視点で研修先を考える一助となれましたら大変幸いです。

手厚いサポートの下、当院で充実した研修生活を送ってみませんか。

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