医学生にむけて、後期研修医としてメッセージをという依頼をいただいて、今PCの前に座っています。
2～3年前、今この文章を読んでくれている医学生の皆様と同じように、このページを読んでいたころが懐かしいです。

初期研修医募集サイトということで、私が学生時代に初期研修病院を選ぶ際に考えていたこと、そして卒前に母校で同様のテーマで後輩に話をする時に言ってきたアドバイスを最初に述べたいと思います。
①自分のやりたいこと関心があることを明文化しよう。
②決まったら、日本で一番あなたの関心があるところ、やりたいことに取り組んでいる病院を探してみよう。
③まずは、一流の現場を肌で感じみよう。
ここまでできれば、研修病院選びなど、ほぼ終了したも同然です。

人間は、目標も設定せず、努力するのは難しい生き物だと、個人的には思っています。
全力で走るために、まずは設定して走ってみてください。世界が変わると思います。
途中で目標が変わっても一つも無駄なことはありません。

自分は、研修病院探しを振り返ったときにそういう意志を持って、亀田を選びました。
気概について述べてきましたが、本質のお話を次に簡潔的にしましょう。

研修病院で重視するのは質か量か？という問題は病院探すときによく話題になることですよね。
亀田は前者よりの病院です。dutyと呼ばれるものは他の研修病院に比べて少ないと思います。
まずはじっくり一例一例咀嚼するように勉強しフィードバックが得られるでしょう。
個々人に合わせて、器量にあふれたオーベンが、時には自分で最低限のdutyをしっかり果たした上で望めば量はどこまでも無限に増やせます。生かすも殺すも自分次第、step　up出来る機会はそこかしこに落ちているのが、この病院です。
受け身ではなく常に能動的でいてください！受け身では、最低限しか得られません。

亀田の研修医になった人たちを見ると個性が豊かです。皆揺るがない各々の信念を持っています。
多くの経験を学生時代にしてください。それは学業のみならず、身近なところで言えば部活であったり、バイトであったりするでしょう。その枠にとらわれず、医療関係以外の人々との交流を持つようにしてください。
確固たる信念を持ち、柔軟な人間性があるspecial oneな「あなた」を亀田は求めています。

ここまでonの部分を述べてきましたが、たまには息抜きも大事です。
亀田総合病院のある鴨川は、買い物好きの女性にはちょっと不向きな街かもしれませんが、近くにはサーファーが羨むようなgood waveがそこかしこにある街です。当直明けや仕事前にサーフィンというのも当院では珍しくない光景です。その他、部活動は盛んで、大抵の球技系の活動はあるでしょう。健康的なストレス発散なら、どこにも負けないでしょう。私もバスケットボールとサーフィンをして、日々の仕事を乗り切っています。
onもoffも全力で楽しめる、鴨川での医師生活スタートに興味をもたれましたら、１日でもいいですので物怖じせず、私たちの病院に見学・実習に来てみてください。
「百聞は一見に如かず！」
多くの医学生の皆さんが亀田に来られることを願ってやみません。2年間だけでは物足りなくなる環境が、あなたを待っています。ERで会いましょう！

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