医学生の皆さんへ
初期研修医を修了して~これから初期研修を迎えようとしているみなさんへ~
第21期生(2009年初期研修修了) 血液・腫瘍内科後期研修医 高梨 葉子

この鴨川の地で医師として働き始めた2年前の春。
あれからあっという間に月日が流れ、気付けば初期研修も修了となりました。
初期研修の2年間多くの方々に支えられ、楽しく充実した研修生活を送ることができました。
この2年間は医師としての礎を築く上で非常に重要な時間だと思います。何もかもが新鮮に感じられ、たくさんのことを吸収できる時だからこそ、その時期をどう過ごすかでそこから先の道がどれだけ開けていくかが決まってくるのではないでしょうか。
いろいろな人達に出会い、うれしいことであれ苦しいことであれ、数多くの経験を積み重ねて、そこから自分が何かを感じ取り、できるだけ多くのことを学んでいく。亀田にはそれを実現させることができる環境がそろっていると思います。
博識で臨床能力に長けた指導医の先生方、常に新しい知識に貪欲なレジデントの先輩達、患者の様々な問題を一緒に解決してくれるco-medicalの方々、そして何より個性にあふれ、それぞれ目標に向かって前進している同期の仲間。そんな素晴らしい人達に刺激されながら送る日々は貴重な財産になっています。自分で主体的に医療を実践していく機会も多く、その中で学ぶこともたくさんありました。
また当院の初期研修では、研修を始める際に医師としての目標を設定しそれに沿った研修プログラムを組んでいくことになっていますが、その目標を実現するためのサポート体制も充実しています。レジデントに個性があるようにそれぞれの目標も様々ですが、ローテンションの期間やローテンション先での研修内容に関して、各自の希望を最大限叶えてくれます。
学生のみなさんにとって研修生活やその先の医師としてのvisionを想像するということは難しいことかもしれませんが、具体的でなくても、変更することがあっても構わないので、長期的な目標はもっていた方がよいと思います。その上でどんな研修をしたいか、そのためにはどんな病院を選べばいいのか、そのように考えることで、自ずと適した病院で自分に合った研修ができるのではないでしょうか。(もちろん多くの人にとって、それが亀田であれば私たちとしてはうれしい限りです。)

鴨川での生活は、都会で暮らしてきた人達にとっては少し(かなり!?)不便なところがあるかもしれません。でもその分ここでしか味わえない良さもあります。
 日差しの降りそそぐ窓から臨むどこまでも広がる青い空と海
 仕事が終わらない夜に外から聞こえてくるさざなみの音
 漁師気質の患者さん達の明るい笑顔

みなさんもぜひ一度私達の病院に足を運んでみて下さい。きっとこの文章では伝えきれない亀田の魅力を感じてもらえるのではないかと思います。

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