プログラム紹介・募集要項

亀田総合病院 消化器外科専門医研修プログラム

診療科の紹介

一般・消化器外科を中心に日常診療をおこなっています。通常の予定手術は勿論のこと南房総唯一の総合病院であるため、外傷、急性腹症などの救急手術も多く、年間1400例あまりの手術を行っております。2013年3月までは呼吸器外科および小児外科と合同で診療を行っており、現在も密に連携を保っております。またレジデント期間中に乳腺科、心血管外科のローテーションがあるために、期間中には外科専門医取得が可能で、消化器外科専門医の症例も十分経験できます。診療に関しては悪性疾患で上部消化管、下部消化管、肝胆膵の3部門および肛門部門に分かれており、それぞれのチーフの指導のもとで診療を行っています。シニアレジデントは各部門に属することなく、救急疾患はもとより、幅広い疾患の診療経験が可能です。各部門のチーフは以下の如くです。

上部消化管 草薙 洋(主任部長)
下部消化管 三毛牧夫(部長)
肝胆膵   山田成寿(部長)
肛門    角田明良(部長)

プログラム年数

4年

後期プログラム概要

目標・理念
待ったなしの高齢化社会において手術という観点に立ち,瑣末的理論に囚われない全人的診療のできる臨床外科医の育成を目指します。

業務概要
当科のシニアレジデントは一部の専門病院と異なり、卒後3年目すなわち外科経験がほとんどない状況より採用するケースがほとんどです。4年間である程度難易度の高い手術を完遂可能となるためには、集中的執刀が必須であると考えます。したがって手術症例のかなりの割合において術者としての経験ができます。
1年次より各種手術の助手を経て肛門疾患、鼠径ヘルニア、虫垂炎の術者となり、後半より腹腔鏡下胆嚢摘出術、虫垂切除術や開腹の胃切除術、結腸切除の術者になります。2年次以降は通常の緊急手術や開腹消化管手術の術者となり、後半より腹腔鏡下結腸切除術の術者となります。3年次の後半より腹腔鏡下胃切除や腹腔鏡下直腸切除術の術者となり、4年次には実力あるものは食道手術や肝胆膵悪性手術の術者が経験できます。
週1回のクリニックでの外来業務があります。また月6回程度の当直業務があり、病棟および救急疾患の対応を行います。毎年夏季から秋季に週間休暇があります。
なお、学会および執筆活動に関しては制限をもうけておりません。

文責者名:消化器外科主任部長 草薙 洋

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