定員:若干名
状況:見学受付中
採用試験日:個別に日程調整します
*亀田総合病院 在宅診療科 公式facebookページ*
在宅医療は、患者さまが望む場所で、その人らしく療養・生活することを支える選択肢の一つとして、これまで重要な役割を担ってきました。
当院では1993年から在宅診療科が立ち上がりました。現在では、総合病院が有する在宅診療科としては国内最大級の規模で活動しています。
我が国は、今後10年の間に世界でも類を見ない速さで『超高齢社会』を迎えます。都市部や郊外の地域においても、病院のベッドが足りないという状況がさらに深刻になることが想像に難くない今、適切な『在宅医療』の普及は、我が国の医療の質を担保する意味でも急務です。
当プログラムは、在宅医療に必要な知識・技能・心を習得することを目標として作られたものです。具体的には、在宅における緩和医療、脳血管障害慢性期の管理、神経難病の管理、慢性呼吸不全患者の管理、認知症患者への対応、高度在宅医療(在宅人工呼吸、在宅中心静脈栄養)、リハビリテーション、栄養管理、医療制度・介護保険・福祉制度についての知識の習得などが含まれています。
プログラムの特徴
豊富な知識と経験を有する指導医からのマンツーマン指導を受けられるほか、亀田総合病院各科との密な連携により恵まれた教育リソースを存分に利用して、各医療場面における、在宅医療の専門能力の養成を目指します。
フェローシップ研修:1~2年
学会への登録では1年ですが、学習者の希望に応じて、延長して学ぶことができます。
2年目も研修を続けた場合は、専門医試験受験のためのサポートを受けることができます。
※フェローシップの対象
・在宅医療研修プログラム終了時に医師として5年の経験がある
基礎学会の専門医の有無は問わない(2018/8現在)
日本在宅医学会認定専門医
(2019年以降、日本在宅医学会と、日本在宅医療学会が合併するにあたり、専門医の名称は変更になる可能性があります)
亀田総合病院
亀田ファミリークリニック館山(研修責任者:吉澤 瑛子)
安房地域医療センター(研修責任者:濱井 彩乃)
みその在宅支援生活クリニック(研修責任者:小野沢 滋)
はな医院(研修責任者:原澤 慶太郎)
花の谷クリニック(地域緩和ケア提携施設 研修責任者:院長 伊藤 真美)
医療法人社団 プラタナス 桜新町アーバンクリニック(研修責任者:遠矢 純一郎)
大川薫
総合目標
このプログラムは、
・各地域において
・限りある医療資源を有効に活用しながら
・多職種と有機的に恊働して
・その地域全体を支えることの出来る
・真の『在宅医』を育てること
を目標としています。
研修の個別目標
主に4つの大項目(認知症、神経難病(成人、小児)、終末期領域)に関して、医学的知識と診療経験に基づき、適切なマネージメントを提供できる。
短期的なマネージメントだけではなく、長期にわたって、患者・家族の意向を尊重したマネージメントができる。
各職種の能力と限界を知り、多職種と協同して、患者や家族の生活を支える視点を持って医療を提供できる。
人口動態や保険制度、医療・介護環境の変化に対応して、地域の要となるような在宅医療を実践することができる。
On the job training
① 訪問診療業務を通じたトレーニングです。
② 指導医、上級医の指導のもと在宅医療の専門的知識、手技、治療法を習得します。
③ 指導医、上級医の指導のもと、定期往診や夜間帯の拘束対応を通じて、一人一人に対して丁寧な診療を実践し習得します。
④ 他の職種や患者様、ご家族との関わりを通じて、在宅医療に必要なコミュニケーションスキル、リーダーシップを習得します。
⑤ 遺族ケア外来で、チャプレンの指導のもと、診療に当たります。
レクチャー・カンファレンス
<亀田総合病院内>
① 在宅診療科多職種合同カンファレンス(毎朝・夕)
② 院内緩和ケアチーム・亀田ファミリークリニック館山との多職種合同カンファレンス(毎週水曜:17:00~)
③ 総合内科、呼吸器内科、脳神経内科との合同カンファレンス(月1回)
④ 地域医療支援部の各職種からのレクチャー(月1回)
⑤ 安房地域の医療機関を結ぶ他施設多職種合同カンファレンス(名称:安房医療ねっと:隔月開催:http://inochi-kurashi.skr.jp/awairyounet/ )
⑥ Dr. Moody(UCSF准教授・米国緩和専門医)を交えた症例検討(レジデントのローテーション、フェローに合わせて開催)
<亀田ファミリークリニック館山内>
① 多職種合同カンファレンス(毎朝・夕)
② デスケースカンファレンス(月1回)
③ 症例シェアカンファレンス(月1回)
④ 緩和ケアカンファレンス(毎週水)
⑤ ARMECカンファレンス:入院症例(毎週火)
学会活動への参加
① 国内外の関連領域の研究会、学会に積極的に参加し、発表を行います。
② 発表にあたっては、周到に準備を行い、発表後はその成果を他のメンバーにフィードバックします。
③ 学会で発表した研究は可能な限り論文化し、査読制度のある雑誌への投稿を推奨します。
④ 当院は日本在宅医学会の認定研修施設であり、当院で研修することにより専門医取得が可能です 。
研修修了後は、当科スタッフとして勤務する方や、希望する地域で在宅医として勤務する方、大学や地域で教育・研究に携わりながら臨床を続ける方など様々です。可能な限り、本人の希望に沿う形で進路を提供しています。
文責者名:在宅診療科部長 大川 薫
研修期間 | 2025年4月より(開始時期については応相談) |
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研修方法 | 在宅診療科フェローシップ |
職名 | 在宅診療科フェロー |
募集人数 | 若干名 |
応募資格 | 医師免許取得後4年目以降の後期研修修了予定者、修了者 |
処遇 |
1)給与 年俸制:院内規定により支給/手当あり 2)社宅 あり/家賃は給与天引き(約半額病院負担) 3)有給休暇 10日/1年目 4)社会保険完備 |
採用面接 | 個別に日程調整します(見学と同日に面接設定可能) 定員になり次第募集を締め切ります、お早めにご連絡ください |
選考方法 | 書類、面接により総合的に審査 |
出願書類 | a.専門研修申込書(顔写真) b.医師免許証(A4サイズに縮小コピーしたもの) c.推薦状(必須ではありません、書式自由) d.厚労省発行:臨床研修修了登録証コピー(卒後3年以上の方) 以下のいずれかの方法で提出ください ①メールにて出願する場合 a.専門研修申込書はPDFを開き、各項目に入力しファイルを保存します ※上記ボタンから開いたPDFに入力ができない場合は、一旦 保存(ダウンロード)してからデスクトップアプリで開いてください 保存したファイルと、顔写真(JPEG)、b.~d. の書類はPDFまたはJPEG形式にしてメールに添付してください ②郵送にて出願する場合 a.専門研修申込書はPDFを開き印刷したものに手書きし、顔写真を貼付します 作成した書類と印刷した b.~d. の書類を同封し郵送してください |
送付先 | ①メールの場合 E-mail:kouki-kenshu@kameda.jp または ② 郵送の場合 〒296-8602 千葉県鴨川市東町929 亀田総合病院 卒後研修センター |
お問合せ先 | 医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 卒後研修センター E-mail:kouki-kenshu@kameda.jp |
〒296-8602 千葉県鴨川市東町929 TEL:04-7092-2211(代)
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