プログラム紹介・募集要項

亀田総合病院 臨床病理科専門医研修プログラム(基幹施設)

プログラムの実施内容

ⅰ)経験できる症例数と疾患内容
本プログラムには剖検数は年間49例、組織28225件・細胞診は38007件、迅速診は1101件が割り当てられており、定員4名(年平均1名)の病理専門医受験に必要な症例数は余裕を持って経験することが可能です。

ⅱ)カンファレンスなどの学習機会
基本毎日行われるカンファレンスや各種のセミナーに参加することにより、臨床情報のみならず、各サブスペシャリティを有する病理医より、専門的な知識の習得が可能です。
また、連携施設研修中は、インターネット回線を用いたwebカンファレンスにより、基幹施設および連携施設の症例検討会やセミナーにも参加します。最新型のデジタルパソロジーシステム導入により組織像やポインターをリアルタイムで画像共有し、ディスカッション顕微鏡感覚で症例検討会に参加できます。

ⅲ)地域医療の経験(病診・病病連携、地域包括ケア、在宅医療など)
南房総半島の安房医療圏・山武長生夷隅医療圏で病理医が常勤する医療施設は亀田総合病院以外にはなく、亀田総合病院では、安房医療圏、山武長生夷隅圏南部の医療機関からの病理解剖を受け付けています。また、関連施設である亀田京橋クリニックや幕張クリニックに関しては標本搬送により病理診断を担当しており、指導医のもとでこれらの業務を経験します。

ⅳ)学会などの学術本プログラムでは、3年間の研修期間中に最低2回の病理学会総会もしくは北米病理学会 (United States and Canadian Academy of Pathology)の年次総会や支部学術集会における筆頭演者としての発表を必須としています。発表した内容は可能な限り英文雑誌に投稿するよう指導します。

iv)グローバルな環境(豊富な外国人スタッフとのカンファレンス)
亀田総合病院の病理診断科および連携している長崎大学では、優秀な外国人指導員およびスタッフが多数在籍しており、診断カンファレンスを一緒に行います。英語によるカンファレンスが毎日実施されており、国内留学感覚で自身のグローバル化を推進することが出来ます。また希望により外国人指導員による研究指導も行います。

文責者名:臨床病理科特任包括部長 福岡 順也

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