当院は2019年8月に「特定行為研修指定研修機関」として厚生労働省の指定を受け、2019年9月より研修を開始しています。特定行為には21区分が定められており、当院では、以下の18区分の研修が可能です。急性期医療や在宅医療を支える看護師の育成を目指しています。
研修期間は1年間(9月~8月予定)です。前半9月~1月に「共通科目」、後半2月~8月に「区分別科目」の研修を行います。当院での講義・演習・実習に加え、在宅でも受講可能なe-ラーニングを活用し、仕事と研修の両立を支援しています。
当院の研修では、1期生15名、2期生19名、3期生14名、4期生23名が研修を修了し、高い評価を受けています。皆さんも成功の一翼を担う一員として、魅力ある特定行為研修に参加しませんか?
私たちの魅力ある特定行為研修は、プロフェッショナルなスキルとキャリアを磨くための機会を提供します。
専門地域の獲得:医師、専門看護師、認定看護師、薬剤師などの指導のもと、特定行為に関する深い知識を身につけることができます。
実践的なトレーニング:当院研修室やシミュレーションセンターで、シミュレーターを活用した演習を行います。
インタラクティブな学習環境:グループディスカッション、役割プレイ、ケーススタディなどを通じて、他の参加者との協力とネットワーキングの機会を提供します。
個別指導:メンター制度があり、個々のニーズに合ったサポートを提供し、受講者の成長を最大限に引き出します。
当院の特定行為研修を修了した看護師を中心とするPICCチームの取り組みが、公益社団法人日本看護協会が主催する「看護業務の効率化先進事例アワード2022」の「タスク・シフト/シェア、多職種連携部門」優秀賞を受賞しました。
出産育児休暇中に、5区分13行為の特定行為研修を無事に修了することができました。 現在はICUで指導医のもと、担当医師が外来などで手が離せない時には、事前に治療方針などを協議し、患者さまの状態に応じて必要な特定行為を即時的に提供しています。より早期に人工呼吸器離脱に向けた援助などを行うことで、患者さまの回復やタスクシフトに貢献することができるようになったと実感しています。今後は更に、集中ケア認定看護師が持つ実践の役割に特定行為を活かしながら、スタッフ教育にも積極的に携わり、患者さまの急変予防や早期回復へ向けた看護ケアの提供などに力を入れていきたいと考えているところです。
育児とキャリア形成の両立は本当に大変ですが、その分やりがいも十分あると日々感じています。
(1期生 水上奈緒美)
2019年9月7日に「特定行為看護師研修」を開講しました。1期生15名、2期生19名、3期生14名、4期生23名が研修を修了し、現在は5期生18名が受講しています。皆多様な背景を持ち、チャレンジ精神に溢れるメンバーです。1年間の研修を通して学び、知識・技術を得て、患者さまに必要な処置と看護をタイムリーに提供できるよう、全力でサポートします。
(高度臨床専門職センター 飯塚裕美)
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