医学生の皆さんへ
医学生の方へ
神経内科後期研修医 徳本 健太郎

こんにちは。答えから先に言うと、亀田に来れば正解です!では来年春にお会いしましょう。

医師としてのスタートとなる初期研修。自分にとって唯一無二の最高の環境で研修したいと思いはじめると、肩に力が入ってなかなか決められませんが、実は正解は結構多くて複数あると思います。そう思うとちょっと楽になりませんか?そして亀田は、その答えの一つになりうる研修環境だと思います。

研修で大事なことは人との出会いです。(あと本人のやる気)
その時、その場所でしか、その人とは出会えません。

亀田で研修して良かったと思える出会いがたくさんありました。私が神経内科医になりたいと思った理由も人との出会いです。上級医や同期、後輩、コメディカル、そして患者さん。ここまで書くとちょっと胡散臭いですが、もちろん全員というわけでありません。ただ人との出会いに甲乙つけられないからこそベストの研修病院は複数あると思います。

以下、自分なりに感じた研修の特徴を書きます。
■意外と思われるかもしれませんが、田舎です。
病室からきれいな海が見えて、癒されます。海の幸が非常においしいです。一方、都会的な生活を希求される方にはつらい可能性があります。人により重視するものは異なりますから。これだけはどうしようもありません。インターネットショッピングという希望の光は鴨川にも差していますのでご安心を。
田舎であるにも関わらず、これだけの研修医が集まってきます。さぞサーフィンの人気が高いのでしょうね。

■専門研修・後期研修以降も充実・・・初期研修に何の関係があるのか?
いわゆる有名研修病院は、総合内科や救急科などのGeneralistの先生方が中心になって教育を行っているところが多いのではないでしょうか。レジナビに行くと、どの病院も「うちは救急に力を入れています」と耳にします。もはやその言葉だけでは価値はありません。
この病院は、地域の基幹病院ということもありますが、総合診療科・救急科は当然のこと、各専門科も非常に充実しており、コモンな疾患をその道の専門家から学べる機会にあふれています。ひいては専門研修を目的とする後期研修医も集まり、熱意と活気があります。
これは学生の時はあまり意識しないかもしれませんが、病院見学の際に大事なのは、初期研修医をみること、偉い有名な先生をみること以上に、(もちろんみるべきですが)後期研修医をみることだと思います。初期研修医が直接接する機会が最も多いのは後期研修医です。一番身近なロールモデルになるのも後期研修医でしょう。
初期研修の2年間は一瞬で、マッチングが終わったと思えばすぐに後期研修先を考えるときが来ます。次に進む専門分野・後期研修を見据えた初期研修の場として、亀田総合病院での研修は理想的な環境だと思います。身近にいますから、具体的にイメージできます。
Generalistを目指す人もSpecialistを目指す人もどちらにも対応できます。したがってまだ迷っている人も亀田に来れば大丈夫です。ただし、漠然と何も考えずに口だけ開けて待っていてはどこに行っても有意義な研修はできません。具体的な目標は、実りある研修に重要な要素です。

人は自分の過去を肯定的に捉える傾向があるので注意が必要です。みなさんの自身のために、見学に来て実際の研修の雰囲気を肌で感じてみることをお勧めします。

アーカイブへ戻る

お問い合わせ

〒296-8602 千葉県鴨川市東町929 TEL:04-7092-2211(代)
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 卒後研修センター  問い合わせフォーム

=卒後研修センターFacebookページ=
初期研修・専門研修の出来事をリアルタイムでお伝えします
http://www.facebook.com/KmPGE