私は、学生時代に研修病院を探すのにあたって、「レクチャーは？」、「手技は？」、「カンファレンスは？」、「机に向かう時間は？」などが気になっていました。しかし、病院にいる時間のほとんどは業務をしていますので「日々の業務の中でどれだけ学ぶか」という点も大切です。
亀田で研修しているといろいろなことが業務の中から学べます。何も医学に関することだけではありません。上の先生方からだけでなく、病院内のスタッフや南房総の地域の皆様からも様々な知識や考え方をえることができます。学ぶことが多いのと同じくらい、自分の至らない点に気がつく機会も多いです。ですから、また新たな課題が見つかります。

Ｒ：研修修了時の自分　　e：環境　　a：能力　ｘ：努力　　b：研修開始時の自分　　とすると、
Ｒ　＝　e a ｘ ＋ b
と表現できるかと思います。

「研修は自分次第」という話しが出ますが、正しいです。
しかし、何かをしたいと欲したときに実際に得られるかや、こうした意欲を維持し、より高めることができるかも大切です。ですから環境も自分の努力と同じくらい重要でしょう。
環境の大きな要素をしめているのは、地域、システム、スタッフだと思います。太平洋に面した鴨川という土地、長年に渡り改善を繰り返してきた研修システム、意識の高い様々な分野のスタッフ、そして助け合い競い合う同期と、私の文章力ではこの環境のすばらしさを表現することができませんが、見学に来て、あるいは様々な情報源を通じて亀田の研修を知って下さい。
そして是非、自分自身の将来のvisionに合わせたこの環境の活かし方を考えてみて下さい。
それだけでわくわくしてきませんか？

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